
NEST LAB.(ネスト・ラボ)は「好きを究めて知を生み出す」をテーマとした、小中学生のオンライン研究スクールです。
研究者集団であるリバネスが20年間培ってきた教育・人材・研究・創業のノウハウをもとにした、小中学生の才能を発掘・育成するNEST教育(JST「ジュニアドクター育成塾」事業に民間企業で唯一採択)を通じて、子どもたち一人ひとりの才能を発掘し、伸ばしていきます。
修士・博士号を持った講師や、全国の好きを究めたい仲間たちと一緒に、「世界中の誰もが知らないこと」や「まだ誰も解決できていないこと」を探究していきましょう!
NEST LAB.でできること
君の好きを研究しよう
NEST LAB.では本人の才能を伸ばすために好きなことを徹底的に追求する研究所です。仮説検証を繰り返し、徹底的にトレーニングを行い、研究のセンスを磨きましょう。

全国どこからでも参加できる
オンラインで学ぶため、全国どこからでも受講することができます。他分野の「好き」を持った全国の小中学生研究者たちと仲間になり、一緒に学んでいきましょう。

プロと議論しよう
講師は、修士・博士号を取得した研究者たちです。中高生のための学会「サイエンスキャッスル」等の学会で発表し、中高生や大学生、大人の研究者たちと議論しましょう。

ニュース
専攻について
NEST LAB.では、自分の「好き」を最大限に追求し、才能発掘を行う研究所です。オリジナル教材を用いて、五感を通じて自然から学び、仮説検証を行いながら、本格的な研究に挑戦することで、才能開花を促します。オンラインでありながら、実体験を通じて、好きを究めて、知を生み出すことができる内容となっています。学ぶことのできる専攻は3種類あり、各自の興味関心に沿って選ぶことができます。

身近に隠された
サイエンスを発見しよう
環境問題、食糧問題、エネルギー問題、海ゴミ問題…。数多くの社会問題が取り上げられる中、ヒトがこれからも地球で暮らしていくためには、持続可能性を問うことが重要になります。人間だけでなく、自然や生きものなど生態系全体に視野を広げて、問うことが大切です。言い換えるならば、身の回りを観察し、自ら疑問を持つということです。本専攻では子どもたちの純粋な好奇心を起点に、問うことを繰り返し、身近に隠されたサイエンスを発見しながら、ともにサステイナブルな社会を考えていきます。

身近な課題を解決する
テクノロジーを発明しよう
言葉、船、紙、カメラ、自動車、人工衛星、インターネット、ロケット、AI…。はるか昔の旧石器時代から、人類は様々な発明をしてきました。その進歩は止まることを知らず、次々と新たな発明が生まれています。そして、近年急速に発展するAIやロボット技術は身近になり、誰もがそれらを活用して、新たな発明ができる時代になっています。本専攻では、各技術を基礎から学び、それらの知識を組み合わせて新しいテクノロジーを発明し、身の回りの課題を解決していきます。

課題を発見し、
自分の意思で新境地に飛び込もう
SDGsに代表されるように、地球上の様々な課題の解決に向けて取り組むことが当たり前な社会となった今、小中学生の時からアントレプレナーシップ(自らの意思で新境地に飛び込み、未知の事柄に挑戦し続けるマインドや行動力)を養っていくことが重要となってきました。しかし、教科書やweb等の情報のみでは、課題を自分ごととして捉えづらいことが多くあります。そこで本専攻では、課題を自分ごと化し、課題解決に取り組んでいる若いアントレプレナーたちとの議論や実験を通じて、子どもたち自身の新たな挑戦を応援します。(開講の思い)
活躍する卒業生

立崎乃衣さん
2016年卒業
5歳より電子工作、9歳よりロボット製作を始める。サイエンスキャッスル2017関東大会でTHKの部品を使った給仕ロボットペンちゃんを発表し優秀賞・大会特別賞受賞。2017年よりFRCチームSAKURA Tempestaに所属し設計を担当。FIRST Robotics Competitionに出場し、Regional Chairman's Awardを2回、新人賞3つを全て受賞。「Lenovo」が選ぶ「社会変化を体現している10人の若い女性」に日本人で唯一選出。孫正義育英財団5期生。NEST LAB.の前身であるロボティクスラボで培った3DCADの技術を活用し、2020年Face Shield Japanを設立し、2000個のフェイスシールドの寄付活動を行う。
立崎さんの現在の活動内容や、ものづくりに目覚めたきっかけについて紹介している動画を視聴いただけます。動画

松尾和弥さん
2018年卒業
ロボティクスラボでの研究開発を経て、2025年の大阪万博に向けた、水素エネルギーを活用したロープウェイの構想を考え、発表。その成果が2017年に大阪府主催の「水素・燃料電池工作コンクール」にて優秀賞に選ばれる。その後も、研究開発を続け、サイエンスキャッスル研究費THK賞に採択され、自宅で3Dプリンタなどを用いて水素エネルギーロープウェイのモデルを開発。その後、都市型ロープウェイを研究開発している、ベンチャー企業「株式会社Zip Infrastructure」にインターン生として参加し、研究開発を進めている。
松尾くんによるロボティクスラボの参加に関する考察をまとめていただきました。記事

松村駿介さん
2020年卒業
NEST LAB. (ジュニアドクター育成塾)でスタートした微生物燃料電池の研究を精力的に続けている。シュワネラ菌を用いて、土壌中にどの様な金属等の成分があれば発電量が高くなるかを研究している。超異分野学会大阪大会2022では、中学1年生ながらも、研究者と対等にテクノロジースプラッシュにてプレゼンテーションを行うなど、学会活動にも積極的に行っている。
松村くん以外にも、ジュニアドクター育成塾のプログラム(2016-2021)を受講した小中学生の研究の様子は プレジデントファミリーで取り上げられました 。
Instagram #ネストラボ で受講生の皆さんの活動も共有いただいています。