2013.08.06
マスターコース
【サイエンス教室日誌】M-05スタート:植物探偵~これが同じ植物?~
こんにちは。
ディスカバリー研究所の戸金です。
夏休みですね。
8月のディスカバリーは植物のフシギにせまります。
動くことができない植物は、子孫を残すために様々な工夫をしています。
そのひとつが「花」。
花は人の目を楽しませるためではなく、植物自身が種を作るためにとても大切なものです。
スタートアップでは、それぞれの花の違いを見つけ、その生殖戦略を考えました。
花は大きさや色が違うのはもちろん、ガクのないものや、おしべがない花も存在します。
「この花はガクがない!」
「ガクはなくなったわけじゃなくて、花びらそっくりになっているんだ。」
「なんのため?」
花を構成するパーツの数や形から、それぞれの花の生殖戦略を考えました。
花の標本も作りました。
とってもおもしろいハプニングも。
標本にした花は「トルコキキョウ」という花で、5枚の花びらを持っています。
ところが驚いたことに、6枚の花びらを持つ花がひとつだけありました!(写真右下)
どうしてこんなことが起こるのだろう??
花のフシギに魅了された授業でした。
次回のチャレンジタイムでは、「種子」のフシギにせまります。