ホーム バイオディスカバリーラボ マスターコース 【サイエンス教室日誌】M-06チャレンジ:生き物のふしぎな行動

【サイエンス教室日誌】M-06チャレンジ:生き物のふしぎな行動

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こんにちは。ディスカバリー研究所の飯野です。

カモの赤ちゃんがお母さんのおしりを追いかけていたり、イヌが電柱におしっこをするのはなぜなのでしょう?

動物の行動にはちゃんと意味があるんです。

前回は、メダカのふしぎな行動について調べたね。

今回は、ダンゴムシのふしぎな行動について調べてみました。

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今回もミジンコと進化の研究をしている「まーくん」が先生です。

 

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ダンゴムシがめいろを歩いています。

 

めいろにダンゴムシを入れると、ふしぎなことにダンゴムシは右、左、右、左、とジグザグに歩きます。

そこで実験!

ダンゴムシがめいろを歩くときのルールを、いろいろな条件で実験してつきとめてみましょう。

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みんな、いろいろな「仮説(かせつ)」を立てたね。
実験で確かめてみよう!

 

動物の行動を調べるためには、「何度も同じ条件で実験して」、「統計」を出す必要があります。

今回は、8回同じ実験をして、ダンゴムシの歩き方のルールを調べました。

 

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自分のオリジナルめいろをつくります

 

ダンゴムシの歩きかたのルールについて、いろいろなことが分かりました。

実は、ダンゴムシがどんな仕組みで右、左、右、左、と歩いているのか、まだ誰も解明していないのです。

これからも実験を続ければ、みんなも大発見できるかもしれませんね!

 

 

 

 

佐野 卓郎/Takuro Sano 取締役 CLO 東京薬科大学薬学部卒業 薬剤師, MBA 【研究テーマ】肺扁平上皮癌へのP53遺伝子導入による治療法 【業務経歴】教育開発事業部・教材開発事業部(現情報戦略開発事業部)統括・文部科学省共催 サイエンスカフェプロジェクト統括・出版事業における企画・デザイン・編集の統括も行う。 ライナ株式会社取締役・株式会社グローカリンク代表取締役・株式会社タイガーサウンド取締役・サイエンス映像学会理事等を歴任。