ホーム バイオディスカバリーラボ マスターコース 【サイエンス教室日誌】M-07 チャレンジ:び生物の力でおいしいものを作ろう

【サイエンス教室日誌】M-07 チャレンジ:び生物の力でおいしいものを作ろう

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こんにちは。ディスカバリー研究所の飯野です。

顕微鏡(けんびきょう)でなければ目に見えないくらいの小さな小さな生き物、「び生物」が、世の中にはたくさんいて、そのうちの一部は、人間のために食べ物をつくっています。

前回は、パンを作るときに働いている、「パンこうぼ(イースト菌)」について、その働きを調べてみました。

今回は、前回の「研究結果」をもとにして、本物のパンを作っちゃうよ。

どんなパンができるかな? もしかしたらふつうのパンよりもおいしいパンができてしまうかも!

 
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いろいろな条件で「パンきじ」をつくります

 

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パンきじの形を丸くととのえます

 

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今回は4種類(しゅるい)の条件でパンを作ってみます
どんなパンができるかな? 予想(よそう)どおりになるかな?

 

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パンをオーブンでやきます

 

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できたパンの「におい」に、違いはあるかな?

 

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パンを割ってみて、かたさや空気の穴の大きさをたしかめてみます

今回の研究では、「こうぼ」の食べ物をかえて、いろいろなパンを作ってみました。

 

こんなふうにして、「どうやっておいしい食べ物をつくるか」というような、人間の生活にやくだつ研究を、応用研究(おうようけんきゅう)というよ。

 

おりょうりにはサイエンスの種がたくさんあります。
佐野 卓郎/Takuro Sano 取締役 CLO 東京薬科大学薬学部卒業 薬剤師, MBA 【研究テーマ】肺扁平上皮癌へのP53遺伝子導入による治療法 【業務経歴】教育開発事業部・教材開発事業部(現情報戦略開発事業部)統括・文部科学省共催 サイエンスカフェプロジェクト統括・出版事業における企画・デザイン・編集の統括も行う。 ライナ株式会社取締役・株式会社グローカリンク代表取締役・株式会社タイガーサウンド取締役・サイエンス映像学会理事等を歴任。