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2013.11.18 マスターコース

【サイエンス教室日誌】M-08 チャレンジ:植物の気持ち、わかるかな?

こんにちは。ディスカバリー研究所の飯野です。

みなさんは植物を育てたことがありますか?

前回は、太陽の光や蛍光灯の光、赤色の光、緑色の光、青色の光で、葉っぱの「光合成」の能力がどんなふうに変わるのかを研究しました。

植物が好きな光の色は、植物が緑色なことと関係あるのかな?

今回は、植物の土の中の話…、根っこについて研究するよ!

肥料(ひりょう)は、あげればあげるだけいいのかな?

植物は海の水に弱いというけど、どのくらいの塩にまでたえられるのかな?

実験して調べてみよう!

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今回も、植物ハカセのしまちゃんが先生です。

前回、肥料の濃度と塩水の濃度をいろいろ変えて、カイワレダイコンの種をしかけておいていました。
1週間後のカイワレダイコンはどんなふうになっているかな?

 

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①水、②1/10,000、③1/1,000、④1/100、⑤1/10倍に肥料をうすめたもので実験しました。

 

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根っこがどんなふうに成長したのか、よく観察してみよう。
ルーペでよく見ると、細かい毛みたいなのが生えているね。

 

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どの濃度の肥料の条件で一番成長しているのかな。
同じ条件で実験した中でも、長いのもあれば短いものもあるので、どの条件が一番なのかよくわからないなあ。

「個体差」なんていうむずかしい言葉も出てきました。

生き物は、同じ種類の生き物でも、いろいろな違いが出てくるときがあるんだよ。
僕たち人間だって、サッカーがうまい子もいれば、計算が早い子もいるよね。

ここが「研究者」のうでの見せどころ!

実験結果を、誰にでもわかるように「表現」しなければいけません。

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まずは、「数であらわす」にトライ!
根っこの長さをはかって、何cmかしらべてみます。

 

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分担して、どんどん表をうめていこう!

 

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みんなで協力して、根っこの長さを全部はかりました。
でもこれだけじゃ、やっぱり、どの条件が一番いいのか、よくわからないね。
どうしたら調べられるんだろう?

 

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そう! 「平均」を計算すれば、バラバラのものどうしを比べられるよね。
さらに、「グラフ」にすれば、ひと目でどの条件が一番いいのかわかる!
今回の実験では、肥料を1/1,000 倍にうすめたものが一番成長していたんだね。

 

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すてきなグラフができました。
肥料は、濃ければ濃いほど良いわけじゃないことがよくわかりました。

 

研究者はこんなふうに、実験の結果を、「数であらわす」こと、他の人に説明しやすいように、「グラフにすること」を大事にしているんだよ。

前回と今回で、植物の葉っぱと根っこについて、たくさん実験をしました。

でも、実験をすればするほど、知りたいこと、たしかめてみたいことがたくさん出てくる!

ディスカバリーの教室におためしで参加したい子は、下から連絡してみてね。

 

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