2014.05.09
イベント
理科の王国_クイズ解答
実験教室で取り出した、生き物の設計図であるDNAは4種類の部品がつながってできています。
その部品はT(チミン)、C(シトシン)、A(アデニン)、G(グアニン)と呼ばれます。
また、このT・C・A・Gの並び順が設計図になっており、3文字ひと組で意味を持ちます。
3文字ひと組をコドンと呼び、生き物の体の部品であるタンパク質の材料「アミノ酸」を決めています。
アミノ酸は20種類あり、これらが設計図通りに正しい順番で作られ、正しいタンパク質ができることが生き物にとって重要です。
下の表が本物のDNAの暗号解読表です。
コドンによって作られるアミノ酸が決まっていることがわかります。
ちなみに、地球上のすべての生き物は、これら20種類のアミノ酸をタンパク質の材料として使っています。
DNAの部品はわずか4種類、アミノ酸はわずか20種類。
地球上のすべての生き物が、これらを共通して持っていて、そしてこれらしか持っていないのです。
やっぱり生き物はよく似ていますね。
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