2015.03.16
イベントドクターコース
【サイエンス教室】ドクターコース第1期生「卒業研究発表会」開催!
2015年3月15日、ディスカバリー研究所初の修了生が誕生しました。
ドクターコースに所属していた彼ら6名は、自身で決めた研究テーマについて、6か月の間研究を重ね、その集大成として発表を行いました。
「生分解性プラスチックを分解する、新しい生きものを探しだせ!」という共通のテーマから始まり、見つかってきた微生物についてさらに調べるというのが修了研究のテーマでした。
「お互いに助け合う微生物がいるのではないだろうか?
「発酵食品のなかには、微生物の生育を助ける成分が含まれているのでは?」
「夏でも冬でも、温度変化に強い微生物が見つかったら、プラスチックを分解するとき使いやすい!」
「温度や光条件を変えたら分解能力と増殖能力はどうかわるのだろう?」
各自の疑問をもとに、研究計画を立てるところから研究はスタートしました。
実験をしてもうまくいかない。やりかたを修正して再チャレンジ。
得られたデータから言えることはなにか、新たに浮かんできた疑問、次に調べたいことはなにかをポスターにまとめ、保護者や大学院での研究者、博士号を持った研究者の前で堂々と発表しました。
本当にすばらしい発表で、自然と大きな拍手が沸き上がりました。
自ら疑問を見出し、明らかにするための方法を自分で考え、実践する。そして次の疑問を見つけていく。
彼らは自分の足で謎に挑みつづける「研究する力」を手にしていると感じました。
研究する力を手にした彼らは、晴れてディスカバリー研究所を修了しました。
ディスカバリー研究所から巣立ち、これから活躍していくであろう彼らを、これからも応援していきます。
修了おめでとうございます。
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