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2015.06.21 バイオディスカバリーラボマスターコース

【サイエンス日誌】M-03<チャレンジ>ホタルの光のひみつをさぐる!

こんにちは!バイオディスカバリーラボのしまです。前回にひきつづき、ホタルの光について研究するよ〜。

今日はホタルの光の「とくちょう」について、さらにくわしくしらべてみよう。生き物の光は、太陽やろうそく、ライトの光とはちがうんだ。

まずは、もう一度ホタルの光を手に入れなくちゃ。チューブの中で2つの薬をまぜて、黄色い光をつくりだしました。それでは、研究スタート!

ホタルの光がみえるのはどのくらいの暗さのときだろう?

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光の強さ(ルクス)を測って、どれぐらいの明るさだとホタルが光を使ってコミュニケーションがとれるのか、しらべました。コンビニや自動はんばいきの近くだと明るくて光が見えないね。車やがいとうが少ない道なら、ホタルの光は見えそうです。暗くて静かで、きれいな水があるところにホタルはいるのかもね。

次は、温度に注目してホタルの光の変化をしらべました。

みんなで予想をして、実験の計画を立てます。今日は実験の条件(じょうけん)を自分たちで決めました。0℃、20℃、40℃、60℃、80℃、100℃の6つの場合でくらべてみることにしました。

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実験の準備も、自分たちで!くすりの入ったチューブにしっかりラベルをします。まちがえると、正しいけっかが分からなくなってしまうからね。

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いよいよ、実験!せーの、でチューブをうかべてください。

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60℃〜100℃のおゆにつけると、くすりがあっというまに白くにごってしまったよ?つめたいほうは変わらないのに…いったい何がおこったのでしょう?

ホタルの光の正体は「タンパク質」。タンパク質のなかまである「ルシフェラーゼ」という酵素(こうそ)がはたらいて、ホタルの光はつくられているんだよ。タンパク質は60℃ぐらいで形がこわれて、はたらかなくなってしまうんだ。白くにごったくすりが光らなかったのは、このためだね。

ほかにも、冷たいと光の色が緑っぽくなったり、ちょっとあたたかいとオレンジ色に見えることを発見したよ。今日はみんなテキストが書ききれないくらいいっぱいうまったね。このちょうしでたくさん発見しよう!

休み時間や授業の後は、自分たちがやりたい実験に挑戦してもよし!自分がやりたい!知りたい!と思う気持ちは研究をすすめるときにとっても大切です。

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7月はお魚の研究をするよ!骨のある生き物たちのにているところ・ちがっているところを見つけよう。

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