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【実施レポート】7月12日(日)ハカセといっしょに大豆の種まきに挑戦!

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こんにちは。アグリサイエンススラボの金城雄太です。

7月12日アグリサイエンスラボではフィールド実習を行いました。
今回のテーマは「ハカセといっしょに大豆の種まきに挑戦!」でした。

今回おじゃましたのは、千葉県のあいよ農場。案内してくださったのは農家の志野さん(通称:しのちゃん)です。

「大豆をより多くとる方法を見つけよう!」という研究テーマで、種まきの作業と実験を行いました。

まず、通常の30cm間隔で大豆の種まきに挑戦しました。

発芽させるコツは、大豆2粒を指先でつまんで土の中に埋め、できた窪みに土をかぶせずそのままにしておくことです。そうすると、できた窪みが水分を保つのにいいそうです。

続いて今回の研究「大豆をより多くとる方法を見つける」に移ります。講師の宮内博士が注目したのは大豆を播く間隔です。30cmの間隔を短くすると一株あたりの大豆のさや数が減ることが既に知られています。大豆同士が近くなると、土中の養分や日光を奪い合うからです。しかし、短くすることで、同じ面積で植えられる大豆の株数が多くなります。それでは10,20cm間隔で植えると大豆の収穫量はどうなるでしょう。みんなで予想した結果がどうなるのか?結果は秋の収穫の時の楽しみです。

次に、黒い粉をまぶした大豆を植えました。果たして、黒い粉とはいったい何でしょう?大豆の収穫量は如何に?正解は、収穫のときにわかるそうです。ますます収穫が楽しみです。

農家のしのちゃんも日々いろいろ工夫したり、実験してたくさん野菜を取る方法を探しています。今では200種類の野菜を作っているしのちゃんも立派な研究者です。

お昼は、農場で採れた野菜で作った夏カレーをみんなで食べました。畑で見てきた野菜を使って作ったカレーを食べることで、生産から食卓に並ぶまでを体験することができました。「いただきます」「ごちそうさま」にもいつも以上に気持ちが込められていましたね。食べ物を作ってくれる農家さんへの感謝も忘れず、これからもご飯をいただきたいと思います。

概要

<フィールド講座>ハカセと一緒に大豆の種まきにちょうせん!

千葉県の農場で、栽培学の博士と農家さんと一緒に大豆の種まきに挑戦します。たくさん収穫するための計画を立て、秋には収穫とみそ作りまで行います!
今回は特別に農家さんと野菜の収穫も行い、おみやげにお持ち帰りいただけます。

【日時】
7 月 12 日(日)08:00〜16:00
※悪天候の場合は実施を見合わせる可能性があります

【場所】
千葉県東金市

【対象】
小学生親子

【集合場所】
リバネス本社前
〒162-0822東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル前

【費用】
(当日直接お渡しください)
体験参加費:一組あたり3,000円(体験参加は2回まで)
往復バス交通費と昼食:お一人あたり4,000円

昼食は、千葉県東金市の野菜を中心としたお食事になります。
今回は、講座のあとに現地農家での野菜の収穫も行い、とった分はおみやげにお持ち帰りいただきます。

【当日のスケジュール】
07:50 集合
08:00 バス出発(飯田橋)
09:40 バス到着
10:00 作業内容説明、大豆播種開始、野菜収穫
12:00 全体で昼食
13:00 片付け、着替え
13:30 現地出発
15:30 バス帰着(飯田橋)
渋滞等なければこのお時間の帰着を予定しております。

【持ち物】
持ち物:タオル、汚れても良い服装、長靴または泥だらけになってもよい靴、日よけになる帽子など、飲み物(昼食には含まれていないのでお持ちください)、軍手(任意)

Ms. Nami Akinaga has graduated from The University of Tokyo with a Master degree in Sustainability Science. Her mission is “Maximising the Value of Diversity” . In Leave a Nest, she creates new platforms for the next generation leaders to generate knowledge beyond research field, country and cultural borders. Recently she commits to bridging corporates and startups over Japan and Southeast Asia countries to connect local platform for further business devleopment.