ホーム バイオディスカバリーラボ 【サイエンス日誌】M-04お魚かいぼうじっけん!ニボシの全身かいぼう図をつくろう

【サイエンス日誌】M-04お魚かいぼうじっけん!ニボシの全身かいぼう図をつくろう

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こんにちは。しまです!7月のテーマは水の中をすいすいおよぐお魚です。私たちと魚ではにているところ、ちがっているところがたくさんあります。魚をかいぼうしながら、動物の体のつくりについて見ていきましょう。

目が2つ、口が1つあるのは同じ。魚に耳はあるのかな?今日はカタクチイワシ(おみそ汁のだしになるニボシのことだよ!)を使って実験してみました。

耳たぶはみつからなかったけれど、耳石(じせき)という耳のほねの代わりになるものを2つはっけんしました!

次はあたまの中を見てみよう・・・ニボシの小さな頭の中にもわたしたちと同じようにちゃんとずがいこつとのうみそが見つかったよ。

体をそーっと開いてみると、きれいにならんだせぼねを取り出すことができました。ないぞうもいっしょに出てきたけど、ニボシはないぞうが真っ黒になって見分けるのがむずかしいね。

よーく形をみてみると、心ぞうや胃(い)、小ちょう、らんそう、せいそうも見つかりました。私のニボシはメスだったみたい。

さいごにかいぼうしたニボシを標本(ひょうほん)にして全身かいぼう図を作りました。チャレンジタイムでは生のお魚をかいぼうするよ。ドキドキ。。

 

 

中嶋 香織/Kaori Nakashima 研究開発事業部 奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科博士前期課程修了。 同博士後期課程中途退学後、横浜市立大学生命ナノシステム研究科特任助手を経て現職。 修士(バイオサイエンス) 専門は細胞周期、植物成長制御、DNAダメージ応答(細胞生物学・分子生物学・植物生理学) 教育現場と研究現場をブリッジし、最先端のサイエンスを次世代に届けます!