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2015.08.16 バイオディスカバリーラボマスターコース

【サイエンス日誌】M-05筋肉のしくみにせまれ!トリの前足はどう動く?

8月は手羽先の解剖実験にちょうせんしました。テーマは「運動」!生き物の体はどんなしくみで動いているのだろう?自分の手や足を動かしてみよう。体を動かすときにかつやくしている体の部分、「筋肉(きんにく)」や「骨(ほね)」のしくみについて研究していきます。

まずは、トリの前足(手羽先部分)にカッターで切り込みを入れて、うすい膜をかいぼうハサミでちょきちょき切りながら進んでいきます。白っぽい皮だけをはぎとります。中からはピンク色の筋肉が出てきました。筋肉がよく見えるようになったところで、前足をはばたかせたり、曲げさせたりして筋肉の動きを観察しました。 前足の動きに合わせて筋肉がちぢんだり、ひっぱられたりしていることが分かりました!

筋肉は束になっていて、骨の両はじにくっついていました。骨と筋肉がくっついているところは白い色をしていて、「けん」とよばれます。けんをかいぼうハサミで切り離すと筋肉がばらばらになってしまいました。けんがないと、筋肉と骨がいっしょに動けないようですね。

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筋肉を全部はずして骨だけになっても、骨はばらばらになりません。なんででしょう?全部つながってるのかな?そんなことはありません!すぐに見えただけでも大きな骨が4本見つかりました。骨と骨のつなぎめをよく見てみると、また白い帯(おび)のようなものを発見!これは靭帯(じんたい)です。

骨と骨がぴったり合って、外れないようにじんたいがつないでくれているのです。透明な軟骨もいっしょに見つかりました。次回は今日解剖で取り出した骨を使って、骨格標本をつくります!トリの指は何本なんだろう?

株式会社NEST EdLAB

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