2015.12.08
ドクターコースバイオディスカバリーラボ
【卒業研究】生分解性プラスチック分解菌をどう使う?
いよいよドクターコースも最後の研究テーマとなりました。今月からは、「生分解性プラスチック分解菌」の研究です。
私たちの地球にはびこる「環境問題」。みんなで、どんな環境問題があるのか話し合います。中でも、今回は「ゴミ問題」に着目しました。プラスチックゴミは、埋め立てても自然に戻ることがなく、海に流れると海の生きものが間違って食べてしまい死んでしまうことがあります。
そこで、今注目されているのが、菌(微生物)によって分解されるプラスチック(生分解性プラスチック)です。今回は、いろいろな土から、生分解性プラスチックを分解することができる微生物を見つけ出します!
花壇の土、ゴミ捨て場の土など、いろいろなところから土を持ってきて、菌を培養するプレートにまきます。2周間培養してプラスチックの部分だけ溶けていれば、それは生分解性プラスチック分解菌です! 菌が見つかったら、卒業研究では子どもたちひとりひとりが自分で調べたい研究テーマを決めて研究を進めていきます。
3月には卒業発表を行います!たのしみですね。
研究ノートをしっかり記入して実験をはじめます