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2016.05.24 お知らせ

【実施レポート】お米はだれがそだてている?-田植え・田んぼの生き物観察-

今回のアグリサイエンスラボのテーマは「田植え」。

普段みんなが食べているお米は田んぼで作られています。農家さんが作っていることは知っていると思うけれど、じつは農家さんだけが育てているわけ
ではありません。

そこで今回の子どもたちが挑むミッションはこちらの2つ。

①田んぼにいる生きものをたくさん見つけよう!

②田んぼのまわりのくふう をたくさん見つけよう!

 

お米を育てるのに役立っているたくさんの生きものや、人が作りだした工夫を探します。

まずは田植えの体験から。最初に農家の室住さんに、田植えのイロハを教えていただきます!IMG_5390

 

説明を聞いた後は実践!初めての田んぼに足を取られつつも苗を植えていきます。

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そしてここからがミッションの本番。子どもたちは、まずどんな「生きもの」がいるのかを探し、「なぜいるのか?」を考えていきます!

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そしてミッション②。田んぼにはどんな「くふう」があるのかを探して発見をしていきます!

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たくさんの「生きもの」と「くふう」が見つかりました!

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田んぼには数え切れないほどの「生きもの」がいて、毎日食べるお米をそだててくれていることを実感したようです。

そして田植えをした後だからこそ、田植え機の発明でどれほど楽に田植えができるようになったか、水を有効に使うために田植えが段々になっていることなど、人の「くふう」をたくさん発見できました。

そのあとは実際に田植え機に乗車!「苗をちゃんとつかんで植えているのがすごかった」と機械の仕組みにも興味津々の様子でした。

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お昼ご飯の前には一日のまとめ。

子どもたちには、「気づいた事やこれから何をしたいか?」を発表してもらいます。

「お米の栄養を調べたい」という探究心をくすぐられた子どももいれば、「田植えロボを作ってみたい」という開発視点の意見も。

同じ体験をしても、子どもの興味の指向性はわかれます。農業という「生きもの」と「くふう」が混ざり合う空間は、子どもの興味を引き出すうってつけの場所なのです。

最後には、たくさんの生きものと農家さんのくふうによってそだてられたお米をいただきます。

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秋には今日植えたお米を収穫し、炊飯に隠された秘密にも挑戦していきます!9月が待ち遠しいですね。

 

次回のアグリサイエンスラボは6月19日(日)。

群馬県の梅農家さんを訪問し、梅の収獲体験と、人が味を感じるしくみに挑む実験を行います!

体験参加も受け付けておりますので、ぜひお越しください。

6/19(日)梅はすっぱい?あまい?-梅の収穫・味覚実験-の体験参加はこちらから

 

株式会社NEST EdLAB

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