2017.04.26
ドクターコースバイオディスカバリーラボ
【ディスカバリー日誌】ドクターコース01「飯田橋のタンポポの分布をしらべよう」
ドクターコース最初の研究テーマは「タンポポの侵略戦争を調査せよ!」です。4月になって春風がふくようになりました。この季節、道を歩くとたくさんのタンポポを見つけることができます。でも、実はこのタンポポにはいくつかの種類があるのです。日本に昔からある固有種カントウタンポポやカンサイタンポポの他、100年ほど前にいっきに日本中に広がったヨーロッパからの外来種セイヨウタンポポが、入り混じって咲いています。さらに、これらの雑種タンポポも存在し、タンポポの世界では激しい生存競争が繰り広げられています。この実態をさぐるため、ドクターコースではラボのある飯田橋エリアのタンポポの生息分布状況をDNA鑑定実験で調査していきます!
初回は、道に咲いているタンポポの形態を観察して、調査シートにまとめました。また、DNA鑑定用のサンプリングを行い、全部で12本のタンポポサンプルを採取しました。
2回目の教室では、タンポポの葉からDNAの抽出に挑戦しました。マスターコースで使い方を学んだマイクロピペットを使って、正確に試薬をはかりとり、DNAをあつかう細かい操作に奮闘しました。時間いっぱい実験をしていましたが、みんな最後までよく集中していましたね。果たして、うまくDNAは取れたんでしょうか?結果は5月の教室で、、!