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2018.06.03 ドクターコースバイオディスカバリーラボマスターコースリサーチャーコース

【ディスカバリー日誌】5月の活動報告!!

【マスターコース】けんび鏡で小さな世界を見てみよう!
マスターコース5月は、目で見るだけではわからない植物の特徴を、ルーペや顕微鏡を使って解き明かす研究に挑戦しました。普段何気なく見ている植物もルーペや顕微鏡で拡大してみると、自分の目では見えなかった葉っぱや花の特徴が分かり、たくさんの発見があります。後半のチャレンジタイムでは、玉ねぎのりん片を光学顕微鏡で観察して、生き物をつくっている「細胞」の様子をスケッチしました。観察したいサンプルのプレパラートの作成と光学顕微鏡の使い方をしっかりと練習して、一人でもしっかりと使いこなせるようになりましたね!小さな世界をのぞいてみるための方法をしっかりと身につけました。

【ドクターコース】身の周りから人の役に立つ生き物を探し出せ!
ドクターコースでは引き続き、役に立つ微生物の探索を続けています。マスターコースで学んだ培養実験や無菌操作の実験スキルを活かしながら、生分解性プラスチックを分解できる「生プラ菌」とセルロースを分解できる「セルロース菌」を見つけ出し、ゴミ問題の解決を目指します。 先日、飯田橋周辺の水や土のサンプル中から、8種類の生プラ菌を発見することができました!これは期待が持てます!残念ながら、セルロース菌は今回は見つかりませんでした。次は、これらの生プラ菌の種類について、DNAを調べて特定します。新種が見つかるかどきどきしますね。

【リサーチャーコース】2018年度研究テーマ決定!
リサーチャーコースでは今年は2つのテーマを進めることに決定しました!それぞれのキーワードは「海で活躍する微生物」「ドキドキわくわくする人の感覚」です。
「海で活躍する微生物」のテーマでは、プラスチックを分解できる好冷菌を探索し、海に漂うマイクロプラスチックゴミの問題に立ち向かいます。昨年度からの継続研究を発展させながら、新しい発見を目指します。これまではアジとイワシの胃腸内から微生物の探索を行ってきました。複数種の好冷菌を見つけ出すことができましたが、本来の目的である「生プラ好冷菌」はまだ見つかっていません。昨年学会でいただいたたくさんのアドバイスをもとに、スクリーニング実験の条件を変えながら、さらに探索を続けています。次回は別のお魚のお腹から微生物を探してみようと計画中です!
「ドキドキわくわくする人の感覚」のテーマでは、遊園地のアトラクションのようなスリルと興奮の境目に注目して、人の恐怖や楽しさの感じ方を研究しようとしています。どうやったらうまく研究になるか手探りで考え中!VRを使って、アンケート調査をしながら研究の方法と方向性を検討しています。みなさんにも協力を依頼するかもしれません!

株式会社NEST EdLAB

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