ホーム お知らせ 【大阪校・教室日誌7月②】【ベーシックコース】04一番つよい形をさぐる!~パスタブリッジを作ろう~

【大阪校・教室日誌7月②】【ベーシックコース】04一番つよい形をさぐる!~パスタブリッジを作ろう~

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7月のBAコースの授業は『骨組み』について学んでいきます. 家や橋,ロボットを作るとき,骨組みを作ります.この骨組みの組み方で頑丈さは大きく変わります.少ない材料で頑丈な形を作るためにはどうすればいいのか?今回の授業ではパスタを使って頑丈なブリッジを作り,実験をしていきます.

 

まずは実際の建築でも使われている骨組みの手法について学んでいきます.上から力をかけたとき,四角形で組まれた『ラーメン構造』と三角形で組まれた『トラス構造』ではどちらが強いでしょうか?答えは『トラス構造』です.実際に組んで試してみましょう!

 まずは設計図を書いていきます.授業で学んだトラス構造を組み込むことで強度を上げる工夫をしました.

  設計図に沿ってパスタを切り取っていきます.やけどに注意しながらホットボンドで組み立てていきます.

 完成したブリッジがこちらです.これらの作ったブリッジを使い耐久試験を行いました.

 50mlのボトルを1つずつ入れ耐久試験を行いました.しかし,用意していたボトルを全て入れても壊れなかったため新たにボトルを追加するハプニングもありました.これには驚きです.

 追加したボトルによりブリッジは崩壊しました.2回の試験の結果,ブリッジはボトル26個分(約1300ml)の重量に耐えることができました.想定した以上の重量に耐えることができ,良好な試験結果を得ることができました.

今回学んだ構造は様々な骨組みに活かすことができます.また日常生活における骨組みについても観察してみてください.次回の授業では『ひもで動くロボット』を作っていきます.お楽しみに!

東京農工大学大学院応用化学専攻修了。2015年にリバネス入社。自動車や鉄道車両メーカー等の小中高生向け教育プログラムを多数開発。そこで培った知見を元にして、2016年に小学生向けのロボット研究所「ロボティクスラボ」の大阪校教室長を務め、ロボティクスラボの関西エリアの拡大に貢献。子どもたちが好きなことに突き進み、道を切り開いている姿を見て、人が素直に生きられる場を世界中に広げていきたいと考え、2022年に株式会社NEST EdLABを創業。取締役に就任し、小中学生の才能を発掘・育成するカリキュラムを独自開発し、オンライン型のスクール「小中学生の才能発掘研究所 NEST LAB.」を運営している。