ホーム ロボティクスラボ 【大阪校・教室日誌7月①】【ベーシックコース】03プラスチックをやわらかくして模型を作ろう!

【大阪校・教室日誌7月①】【ベーシックコース】03プラスチックをやわらかくして模型を作ろう!

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 7月のBAコースの授業は『プラスチックの特性』について学んでいきます.プラスチックは熱を加えると柔らかくなり,冷えると固くなるという特性があります.今回の授業では,掃除機の『吸う力』を使って,模型を作りました.

 今回の授業では,バキュームフォームを自作していきます.バキュームフォームは柔らかくなったプラスチックの板を,形を写したいものに押し付けて空気を吸うことで,プラ板が型に密着します.プラ板はすぐに硬くなるのでその型の形を写し取ることができます.同じ形をたくさん作りたいときに便利ですね!

 バキュームフォームを自作するためにまずは掃除機のノズルを差し込むための穴をタッパーにあけていきます.空けた穴にノズルを差し込み空気が漏れないように密閉します.沢山のテープを貼ることで漏れないように工夫しました.

プラ板を差し込むフォトフレームの穴以外は全て密閉していきます.掃除機で漏れていないか確認しながら試行錯誤をしながら完成に近づけていきました。

 バキュームフォームが完成し,実際に身の回りにあるものを複製していきます.やけどしないように気を付けながらオーブンプラ板を入れ,プラ板が柔らかくなったタイミングでバキュームフォームに装着します.掃除機をONにすることで一気に型の形を複製することができました.

次回の授業は『パスタブリッジ』の製作に挑戦していただきます.建物の構造についてパスタを使って学んでいきます.お楽しみに!

東京農工大学大学院応用化学専攻修了。2015年にリバネス入社。自動車や鉄道車両メーカー等の小中高生向け教育プログラムを多数開発。そこで培った知見を元にして、2016年に小学生向けのロボット研究所「ロボティクスラボ」の大阪校教室長を務め、ロボティクスラボの関西エリアの拡大に貢献。子どもたちが好きなことに突き進み、道を切り開いている姿を見て、人が素直に生きられる場を世界中に広げていきたいと考え、2022年に株式会社NEST EdLABを創業。取締役に就任し、小中学生の才能を発掘・育成するカリキュラムを独自開発し、オンライン型のスクール「小中学生の才能発掘研究所 NEST LAB.」を運営している。