ホーム お知らせ 【大阪校・教室日誌10月①】【エンジニアコース】卒業研究を進めよう

【大阪校・教室日誌10月①】【エンジニアコース】卒業研究を進めよう

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9月からのEngineerコースでは各々の卒業研究内容に向けて取り組んでいきます.

今週は,前回考えた案を基に設計や加工をしていきます.2次元で設計していたものを3次元化してカタチを与えていきます.

卒業研究では,やること,考えることが多いため,各々に次週までの案出しや3DCADでの設計などの宿題を与えています.みんな宿題をしっかりしてきてくれたおかげでサクサク加工に移ることができました.

それではさっそく加工をしていきます.

いきなりプラ段やアクリル板などの素材を使うのではなく,まずは段ボールでプロトタイプを作ります.こうすることで設計に間違いがないかを確認することができます.

段ボールでプロトタイプを作り,寸法やネジ穴の位置などを確認します.

プロトタイプで問題がない場合は,3DCADで設計したものを3Dプリンタで出力します.

またプログラムのフローチャートの作成を行いました.これにより,どのようにプログラムを書けばいいかの“流れ”をつかむことができます.またいざプログラミングを行った際に,処理を整理して書くことが出来るのでスムーズに開発を行うことができます.

今回はプロトタイプを作成し,各々の設計に問題がないかを確認しました.次回はプロトタイプをフィードバックしてさらに製作を進めていきます.また実際に発注していたモータドライバを使ってDCモータを制御していきます.

製造開発事業部 東京工業大学国際開発工学専攻博士課程修了 博士(工学)。 工学から生理心理学まで、興味のある分野には躊躇なく飛び込みます。学生時代は国際開発サークル(IDAcademy)にて国の内外を問わずものづくりプロジェクトを実施。足踏み式扇風機やシャモ型ロボットバトル「シャモロボコン!」などプロダクトやイベントの開発に情熱を捧げてきました。博士時代はwell-being研究(特にemotional well-being)をウェアラブル端末を用いて実施していました。ちなみに川俣町ふるさと大使。故郷香川県にて香川テックプランターを立ち上げ地域から世界を変える事業を創出するため奮闘中。