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サイエンスカンファレンス2021においてNEST LAB受講生がアイディア賞・チャレンジ賞を受賞

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リバネスが科学技術振興機構より委託を受けている「ジュニアドクター育成塾」で行っているNEST LABの受講生2名が「サイエンスカンファレンス2021」にて研究発表をオンラインで行いました。その結果、色素増感型太陽電池を研究している中学1年生の小松宥揮さんが「チャレンジ賞」を受賞し、AIを用いた認知症患者の幸福度測定を研究していた中学3年生の齊藤瑠璃さんが「アイディア賞」を受賞いたしました。「チャレンジ賞」に関しての受賞理由として、過去数年間かけてさまざまな色素を研究した上で、今回の食品由来の色素を選択した忍耐力と継続性に敬意を表したいとのことでした。また、「アイデア賞」に関しての受賞理由として、認知症になってしまった身近な方の幸福を高めたいという原体験をもとに研究開発を始め独自の方法を生み出そうとしている考え方が素晴らしいとのことでした。

NEST LABでは現在、マスターコースが32名、ドクターコースが9名が毎月2回研究開発を進めております。今回の受賞を励みに、2月の成果発表会に向けて、各自の研究開発を進めてまいります。

チャレンジ賞 色素増感型太陽電池に適した色素の研究を深め、発電効率の高い色素を使った太陽光電池パネルを作成する 小松宥揮
アイディア賞 認知症患者の幸福度計測 齊藤瑠璃

 

藤田 大悟/Daigo Fujita 製造開発事業部部長 広島生まれ、流山育ち、横浜市都筑区在住。千葉県立東葛飾高校時代には、生徒会長・議長・合唱祭委員長・理科部無線班班長などいろいろ挑戦。科学が大好きで、小さい頃か科学実験や電子工作をしていました。ボーイスカウト富士賞、アマチュア無線2級。大学時代は東工大ScienceTechnoという科学イベントサークルを立ち上げ全国でイベントを実施。日本科学未来館ボランティア1期生で、様々な立ち上げを行う。東京工業大学ではナノマシンでもあるウイルスの構造の研究で修士号取得。現在は株式会社リバネスで教育開発事業を手がける。 国際宇宙ステーションに植物の種をうちあげて、子供達に調査してもらう宇宙教育プロジェクト、等身大のロボットバトルである日テレロボットバトル日本一決定戦、吉本興業とのおもろふしぎラボ、小学生の本格ロボット教室、TEPIA先端技術館など様々な企画開発を担当。 日本科学未来館のボランティアの立ち上げに関わった関係で、全国ミュージアムの知り合いも多く、ロボット、宇宙、ものづくり関係の仲間をどんどん増やしている。