ホーム お知らせ a.school主催「小学生探究グランプリ」の審査員をつとめ、アサリの研究をした小学1年生に藤田大悟賞を授与!

a.school主催「小学生探究グランプリ」の審査員をつとめ、アサリの研究をした小学1年生に藤田大悟賞を授与!

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小学生探究グランプリは株式会社a.choolが主催している子どもたちの探究的なアウトプット(表現・創作・企画など)を競い合う、日本初の小学生向け探究学習コンテストです。各回の募集テーマは建築家・コピーライター・エンジニアなど、様々な「仕事・職業」に紐づいています。プロが取り組むようなお題に挑戦することで、働く醍醐味を体感しながら仕事の本質にふれ、世界を広げることができます。

第8回目のテーマは「”ホントに自由”な研究を行う」です。株式会社NEST EdLABの藤田大悟が、才能発掘を支援する小学生を応援する思いも込めて、審査員を務めさせていただきました。

今回、夏休み中に応募したところ、100件があつまり、その中から12件のファイナリストが選ばれ、4つの賞が授与されました。

3人の審査員で選んだ最優秀賞は最優秀グランプリ「のびないラーメンは作れるか!?」(小2 ふづきさん)です。

ラーメンが食べるのが遅くて延びてしまうという身近な課題から、麺の材料、スープの種類、茹でる方法など1つ1つ丁寧に条件を振って最適なラーメンの開発を行いました。研究としても素晴らしいですが、まさに商品開発のプロセスを行なっており、非常に魅力的な内容ではありました。
藤田大悟賞は、「あさりをさとうみずにいれるとどうなるか?」という身近なふしぎを興味にかえて研究をした小学1年生のはるたさんに授与しました。
シンプルな問いではありましたが、たしかにさとうみずに入れたらどうなるかを調べたことがなかったなと、新しい視点をえられたこと、そして、ちゃんと実験も比較をして検証もおこなっていたことが素晴らしいとおもいました。ぜひ、これを機会にさまざまな素朴な疑問をときあかしていく挑戦をしてもらいたいと思います。
賞を授与した発表者の内容と、グランプリの詳細はこちらのリンク先から閲覧できます。
次回は「なりきり絵本作家・漫画家」がテーマです。ぜひ挑戦してみください。
NEST LAB.ではこのような小中学生の才能発掘を支援してまいります。自ら継続的な科学や技術にかんする探究に挑戦したいかたは、2023年度4月からスタートする本講座の募集を開始しておりますので、体験教室にご参加ください。
藤田 大悟/Daigo Fujita ものづくり研究センター センター長 広島生まれ、流山育ち。横浜市都筑区在住、千葉県立東葛飾高校では、生徒会長、理科部無線班でアマチュア無線や電子工作に挑戦。ボーイスカウト富士賞。大学時代は東工大ScienceTechnoという科学イベントサークルを立ち上げ全国でイベントを実施。日本科学未来館ボランティア1期生で、様々な立ち上げを行う。東京工業大学ではナノマシンでもあるウイルスの構造の研究で修士号取得。現在は株式会社リバネスで教育開発事業を手がける。 国際宇宙ステーションに植物の種をうちあげて、子供達に調査してもらう宇宙教育プロジェクト、等身大のロボットバトルである日テレロボットバトル日本一決定戦、吉本興業とのおもろふしぎラボ、小学生の本格ロボット教室、TEPIA先端技術館など様々な企画開発を担当。2017年よりものづくり研究センターを立ち上げ、町工場と共にベンチャーや大手企業の新規事業のものづくりを担当。 2022年1月に小中学生の才能発掘研究所「NEST LAB.」を運用する株式会社NEST EdLABを設立し、代表となる。