ホーム お知らせ 【実施報告】 子供の科学とNEST LAB.のコラボワークショップ 『青色探偵団─微生物がつくる青色色素「フィコシアニン」の秘密を解き明かせ』を実施しました

【実施報告】 子供の科学とNEST LAB.のコラボワークショップ 『青色探偵団─微生物がつくる青色色素「フィコシアニン」の秘密を解き明かせ』を実施しました

399
0

小中学生の才能発掘研究所「NEST LAB.」では、小中学生向けの科学雑誌『子供の科学』とコラボレーションして、身近な科学やものづくり、テクノロジー、サステイナブルサイエンスを学べる月1回のプレミアムワークショップシリーズを開始しました。

11月13日(日)には第2弾として、『青色探偵団─微生物がつくる青色色素「フィコシアニン」の秘密を解き明かせ』と題したオンラインワークショップを開催しました。

ワークショップ参加者には、事前に実験キットをお届けし、オンラインでの教室に参加してもらいました。

まずは探偵団として、届いた3種類の青色色素を水に溶かして透明になるかを確認したり、化学反応をさせたりして、フィコシアニンを含む青色色素の物理的、科学的性質に基づいた調査を行いました。フィコシアニンを探しだした後には、食用のフィコシアニン(リナブルー)を用いて、オリジナルシャーベットづくりも行いました。

ワークショップの最後には、フィコシアニンから「フィコナ」というお肌のバリア機能を高めるサプリメントの開発を行っている株式会社DICの研究者である今井さんによる特別講演を実施しました。フィコシアニンは、人間の健康にもいい効果があるみたいです!フィコラボでは、フィコシアニンに関する最先端の研究についても掲載していますので、ぜひご覧ください。

 

NEST LAB.では、一人一人の子どもたちの才能発掘に向けて、好きを究める場をつくっています。2023年度4月からのの入会者の募集をしております。ぜひご参加ください。

体験教室・入会手続き

伊地知 聡/So Ijichi 地域開発事業部 大阪市立大学工学部、工学研究科修了 修士(工学) 大阪生まれ大阪育ち、大阪市立大学大学院工学研究科修了、修士(工学)。大学ではグリシルリチン酸誘導体を用いたヒト甘味受容体構造決定の研究に従事。研究者と次世代を繋ぐ教育事業を軸とし、主に食品・化学系企業を担当。アジア最大級の中高生のための学会「サイエンスキャッスル 」を立ち上げる。現在は地域開発事業部に所属し、主に滋賀や大阪、沖縄を中心として産業創出、次世代育成に取り組む。アグリガレージ研究所の所長も務める。 論文など→ [1] http://bit.ly/LlNHVa [2] http://bit.ly/h4w3sW  [Wikipedia] Facebook:https://www.facebook.com/so.ijichi