NEST LAB. 2025成果発表会@サイエンスキャッスル
2024年12月7日に日本工学院専門学校にて中高生の学会「サイエンスキャッスル東京・関東大会」にて、NEST LAB.の成果発表会を行いました。サイエンスキャッスルは日本最大の中高生のための学会で、当日は500名を超える参加がありました。当日の様子はこちら。
その中で、NEST LAB.のロボットAIテクノロジー専攻マスターコース、サステナブルサイエンス専攻マスターコース、ドクターコースの受講生16名がこれまで研究開発した成果を発表しました。自ら考えてつくったものを、1ヶ月ほど準備をかけてプレゼンテーションの作り方を学び発表の練習を行いました。その上で、多くの受講生が人生で初めての学会発表の場で、仲間や保護者、一般の方に発表することで、さまざまなアドバイスやエールをいただきました。実際の研究者や開発者も同じように、自分で作って終わりではなく、外部に発信することで、より良いものが作ることができるためとても重要な機会です。
ロボットAIテクノロジー専攻マスターコース
ロボットAIテクノロジー専攻マスターコースでは、IoTのマイコンボードであるobnizを活用し(obniz社とのカリキュラム開発リリース)、ロボット開発を行いました。また、Teacharable Machineを連携させることで、画像認識AIを導入し、画像認識をした上でロボットを動かして、分別を行う装置開発に挑戦しました。まさに、工場ラインなどで今導入されている方法を小中学生が自身の自由な興味を発想で開発をしました。
おこづかいちょうだいロボ
大吉ごみ箱
ペットボトルキャップの色別
手洗いロボット®シャル君
私は「正しい手洗いで命が救える世界」を目指しています。小学生が開発した誰でも正しい手洗いを楽しく身につけることができるように手洗いをアシストしてくれるロボット。ユニセフ、厚生労働省が推奨する正しい手洗いが身につきます。私は、この手洗いロボットシャル君を通して世界に正しい手洗いを広め、一人でも多くの子ども達の命を救いたいです。活動を通して得られた利益は、給水設備設置のために寄付します。公式Webページ
フーセンガムを自動仕分けしてくれるマシンを作りたい!!
折り紙分別ロボット
トレーディングカードを分別する機械をつくる
料理をおたすけ!調味料分別ロボット
使えるけしごむか、使えないけしごむか
ビン缶判別装置
かわいいうさぎの癒しロボット
ふわふわで手が動いてパタパタします。ロボットには固いイメージがありますが、私はもっとみんなに親しまれて、心があたたかくなるロボットを作りたいなと思いました。今後は、ふかふかであたたかい体温を感じる、もっと生きている動物に近い癒しロボットを作りたいです。
サステナブルサイエンス専攻マスターコース
サステナブルサイエンス専攻マスターコースでは、1年間微生物のスクリーニングと水質浄化方法の検証の2つのテーマで4ヶ月ごと研究を行いました。その上で、自身で興味のある条件や研究を進めました。
幹之の光は容器によって違うのか
乳蛋白樹脂の強化及び分解に関する一考察
硫酸銅を分解する微生物探し
ドクターコース
ドクターコースでは、自由なテーマで、研究者のコーチにアドバイスをもらいながら、約1年間研究開発を続けました。研究に必要なさまざまな技術を学びながら、毎月進捗報告をし、仮説検証を繰り返しました。