代表挨拶
リバネスは2001年の創業当時より、『身近なふしぎを興味に変える®️』をコンセプトとして、学校現場に科学・技術の面白さや魅力を届ける「出前実験教室」を開始し、日本で初めてビジネス化させました。今日に至るまで、106社の企業とともに、20万人以上の子どもたちに科学・技術をわかりやすく伝え、次世代の研究者仲間を増やす活動を拡大しています。
2010年には、実験教室を通じて培った教育開発のノウハウを活かし、BtoC事業としてロボティクス・バイオ・アグリ分野のスクールを立上げ、小学生の研究者的思考を育むカリキュラムを開発運営してきました。これらの実績をもとに2016年から5年間にわたり、JST「ジュニアドクター育成塾」事業に民間企業で唯一採択され、高い意欲や突出した能力を有する小中学生を発掘して、その能力を伸張させる体系的なプログラムを開発、1019名の小・中学生研究者を輩出しました。
ただ、日本全国、そして世界を見渡したときに、「好きなテーマで研究に挑戦したい」と感じている小中学生は、まだまだたくさんいるはずです。しかし、そのような思いを持った子どもたちに対して、現状のままではリーチするスピードが足りません。そこで、彼らに寄り添い、才能育成を行う事業を推進する子会社「株式会社NEST EdLAB」を設立し、加速させていく決心をいたしました。「好きを究めて知を生み出す」感性を世界中へ広げ、個人の才能を開花させる場をつくってまいります。そして、”大人”になっても、「好き」を大切にし続けられるような世界の実現を目指します。
株式会社NEST EdLAB
代表取締役 藤田大悟
役員紹介
代表取締役 藤田大悟 Daigo Fujita
<プロフィール>
東京工業大学大学院生命理工学研究科修了、修士(理学)。専門はタンパク質工学。
子どもの頃から科学と自然が大好きで、ボーイスカウトで富士章を取得、東葛飾高等学校時代にアマチュア無線、電子工作、演劇の照明などに挑戦。東京工業大学に入学と同時に、毛利衛館長の下で日本科学未来館のボランティアの立上げに関わり、科学イベントサークル東工大Science Techno設立、初代代表を務める。 リバネスには創業間も無く参画し、様々な分野の教育開発に従事。 国際宇宙ステーションを活用した『宇宙教育プロジェクト』、小学生向けのロボット教室『ロボティクスラボ』、吉本芸人とコラボした『おもろふしぎラボ』、日本テレビの『リアルロボットバトル』の企画監修、その他100社近い企業の教育プログラム開発を手がける。JSTのジュニアドクター育成塾においては、プログラム開発及び、ドクターコースの責任者に従事し、本事業を加速すべく、株式会社NEST EdLABを創業。
取締役 中島翔太 Shota Nakashima
<プロフィール>
東京農工大学大学院応用化学専攻修了、修士(工学)。専門は電気工学。
大学では、短時間で充電可能なリチウムイオン電池の研究開発に従事。2015年にリバネス入社。入社時から教育開発事業部にて、自動車や鉄道車両メーカー等の小中高生向け教育プログラムを多数開発。そこで培った知見を元にして、2016年に小学生向けのロボット研究所『ロボティクスラボ』の大阪校教室長を務め、ロボティクスラボの関西エリアの拡大に貢献した。ロボティクスラボの子どもたちが好きなことに突き進み、道を切り開いている姿を見て、人が素直になれる場を世界中に広げていきたいと考え、株式会社NEST EdLABを創業。
取締役 伊地知聡 So Ijichi
<プロフィール>
大阪市立大学工学部工学研究科修了、修士(工学)。大学ではグリシルリチン酸誘導体を用いたヒト甘味受容体構造決定の研究に従事。高等学校教諭免許状(工業)をもつ。
株式会社リバネスでは、研究者と次世代を繋ぐ教育事業を軸とし、主に食品・化学系企業等とともに教育プログラムを多数開発。また、2012年には中高生のための学会「サイエンスキャッスル 」を立ち上げ、日本全国、そして世界から中高生研究者たちが参加する学会へと拡大させた。2014年にロボティクスラボ那覇校を立ち上げ、その後の那覇校事業の譲渡に伴いリバネスグループに参画した沖縄の教育系ベンチャー「株式会社カフーブランディング」に取締役として参画し、ロボティクスラボの拡大に貢献した。次世代と研究者が共に育つ場を広げたいという思いで株式会社NEST EdLABを創業。
会社概要
商号
株式会社NEST EdLAB(NEST EdLAB Co., Ltd.)
設立
2022年1月26日
代表者
代表取締役 藤田大悟
役員
取締役 中島翔太
取締役 伊地知聡
監査 佐野卓郎
所在地
東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル
資本金
3,600千円
事業内容
小中学生向けオンラインスクールの運営、コンテンツ開発他