ビジネスアントレプレナー専攻マスターコースでは、4月から8ヶ月かけて、世界の課題についてどのようなビジネスが実現できるかを考えるために、「リバネス・フォレスト・プロジェクト」について学び、その一環としてシードボール開発と、それを普及するための教育プログラムについて検討してきました。
この度、受講生たちが自ら、森林の課題とその解決として利用が広がっていくシードボールについて未来の仲間たちに知ってもらおうと、小学生向けの教育プログラムを開発し、そのお披露目としてのオンラインワークショップを行います。本講座では、自分たちが学んで興味を持った内容について、講義や実験、プログラミングを使ったゲームなど各自の得意な方法を活用して、楽しく体験してもらうような構成になっております。講義は全部、受講生である小学生中学生が先生となって実施します。企画から、スライド、テキスト作り、広報の資料、広告など全て自分たちで考え企画しています。また、持続可能性を考え、無料で実施するのではなく、材料実費は参加者に協力をいただき、自分たちの活動が、どれくらいの価値として認められるかについての挑戦します。
ワークショップ内容
- フィリピンでの森林の課題についてのおはなし
- シードボールづくり体験
- 森林の環境をクイズゲーム
- シードボールをもっと調べるためのヒント
プログラム開発メンバー
Teams ki-to
木と人が生糸のように紡がれるような世界をつくっていくチームになりたい思いで名前を決めました。
作成したチラシ
ビジネスアントレプレナー専攻での活動
月2回の授業は、森林の課題解決をしようとしている、Galansyane社のJay代表とフィリピンからつなぎ直接フィリピンの森林に対する課題についてお話を伺うことからスタートしました。その後、植物の発芽について検証をした上で、自分たちでその解決の方法として注目されている、シードボールをつくり、より安定的に発芽する条件検討を行いました。そして、多くの人たちに森林の課題解決に参画してもらうための方法を考え、ワークショップ開発に至りました。3ヶ月かけて、企画のコンセプト、講義の内容、スライド、テキスト、広告チラシ、チーム名、Instagram等での告知など全て自分たちで考え実施。プロエクトを生み出し、企画を作り、人を巻き込むアントレプレナーとしての活動に挑戦しています。