ナレッジエンジニアリング(KE)専攻では、子どもたちの「形にしたい」「表現したい」という純粋な好奇心と衝動を大切にして、自分で想像したものを形にしていきます。紙、プラスチック、ゴムなどの素材から、バネやタイヤなどの部品の機能、ノリと接着剤とセロテープの使い分けなど、体験を通じて感覚で違いを理解して判断できるようになります。
最近は、国も民間もこぞって宇宙を目指しています。しかし宇宙は行くだけが目的ではなく、船外活動やどこかの惑星での地表活動が必要です。そんな中で必要とされるのは「ロボットアーム・ハンド」です。そんなロボットアームやハンドの中でも「マニピュレーター」とよばれる、人間の手の動きをそのまま反映して動く機械の腕があります。NEST LABではそんなマニピュレーターを製作します。今回は実際のロボットを動作させる方法と同じ方法を使って、「つかむ」ことに特化したマニピュレーター「オリジナルロボットハンド」を製作します。ISSの船外活動などでもロボットハンドは活躍しており、惑星探査機のローバーにも岩石採集などを目的に搭載されています。
内容
- NEST LAB.の紹介
- ロボットハンドの原理
- ロボットハンドをつくってみよう
- マニピュレーターを操作し、ロボットハンドでものをつかんでみよう
- オリジナルロボットハンドに改良しよう
- 保護者説明会
送付教材
- テキスト
- ロボットハンド作成部品(プラスチックダンボール、ストリング、リング等)
開発してもらうロボットハンド
※申し込み締め切りは郵送の関係で、本番の2週間前となります。
※以前掲載しておりました、からくり絵本、ロケット発射基地の体験教室は都合により終了いたしました。