ホーム お知らせ 【実施報告】8/21に、フィコラボとコラボし、青色探偵団「海に住む微生物がつくるフィコシアニンの色素等を使い、オリジナルスイーツをつくろう!」を実施しました

【実施報告】8/21に、フィコラボとコラボし、青色探偵団「海に住む微生物がつくるフィコシアニンの色素等を使い、オリジナルスイーツをつくろう!」を実施しました

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 小中学生の才能発掘研究所 NEST LAB.では、フィコラボとコラボし、2022年8月21日(日)に夏の特別講座「海に住む微生物がつくるフィコシアニンの色素等を使い、オリジナルスイーツをつくろう!」をオンラインにて開催しました。当日は、小学校3年生から中学3年生までの生徒総勢38名が全国から参加しました。

 本特別講座では、参加した生徒たちが青色探偵団となって、手元に用意された異なる3つの青色の材料から、青色天然色素である「フィコシアニン」を探し当てることに挑戦しました。

<異なる3つの青色の材料>

フィコシアニン 水に可溶、紫外線で蛍光、タンパク質
ウルトラマリンブルー 水に不溶、顔料、酸と混ぜるのはNG
ブリリアントブルー 水に可溶、食紅、青色一号

 実験では、3種類の青色の材料の見た目の観察、可溶性・不溶性の調査、紫外線を当てた時の反応、レモン水を入れた時の変化を調べていきました。フィコシアニンを探しだした後には、食用のフィコシアニン(リナブルー)を用いて、オリジナルシャーベットづくりも行いました。

 フィコシアニンは30億年前から生息していると言われているスピルリナからとれる天然色素になります。紫外線を当てると赤色の蛍光を発するなど面白い特徴があります。また、最近では人工サンゴ礁をつくりだすことに挑戦するイノカが、フィコシアニンがサンゴ礁に与える効果に関する研究を開始しています。特別講座の最後には、イノカの竹内さんによる特別講演も実施しました。フィコラボでは、フィコシアニンに関する最先端の研究や、夏の自由研究テーマについても掲載していますので、ぜひご覧ください。

■フィコラボ|【小中学生向け】フィコシアニンを使った夏の自由研究

https://phycolab.jp/phycocyanin/2022/08/18/89/

<当日の様子>

水への可溶性の調査

イノカによる特別講演

ブラックライトを当てた時の変化を調査

フィコシアニンを用いたオリジナルシャーベット

<参加者の声(一部)>

・大変良いプログラムでした。ありがとうございました。夏休みの自由研究の題材にさせて頂くことができました。
・色や状態やにおいなど、変化がたくさんあって面白かったです。
沖縄の海が好きですが、サンゴのこともとても勉強になりましたが、心配になりました。
・子供は楽しんでました、ありがとうございます。

 

NEST LAB.では、「好きを究めて知を生み出す」をキャッチフレーズに、個人の好きを発見し、才能を開花する ためのプログラムを実施しております。

この度、2023年度の新規入会者の募集を開始しました。
夏の特別講座にお申込みいただいた方を対象に、入会金が【無料】になるキャンペーンを実施しております。
9/16(金)までがキャンペーン期間となりますので、お申込みをお早めにお願いします。
キャンペーンについての詳細はこちらをご覧ください。

<お問合せ>
株式会社NEST EdLAB 小中学生の才能発掘研究所 NEST LAB.
(担当:藤田、中島、伊地知)
TEL 03-5227-4198
E-mail [email protected]

東京農工大学大学院応用化学専攻修了。2015年にリバネス入社。自動車や鉄道車両メーカー等の小中高生向け教育プログラムを多数開発。そこで培った知見を元にして、2016年に小学生向けのロボット研究所「ロボティクスラボ」の大阪校教室長を務め、ロボティクスラボの関西エリアの拡大に貢献。子どもたちが好きなことに突き進み、道を切り開いている姿を見て、人が素直に生きられる場を世界中に広げていきたいと考え、2022年に株式会社NEST EdLABを創業。取締役に就任し、小中学生の才能を発掘・育成するカリキュラムを独自開発し、オンライン型のスクール「小中学生の才能発掘研究所 NEST LAB.」を運営している。