不登校等の小中学生を対象に「Curios Bridge Project 」を開始し、認定NPO法人カタリバがパートナーとして参加
株式会社NEST EdLAB(東京都新宿区、代表取締役 藤田大悟、以下「NEST EdLAB」)は、不登校など今の学校が合わない小中学生が、「好き」を起点に学びを深められる機会提供を目的に、Curios Bridge Project (キュリオスブリッジプロジェクト)を開始。その最初のパートナー団体として認定NPO法人カタリバ(東京都杉並区、代表理事:今村久美、以下「カタリバ」)が参加し6月より受講をスタートしました。
2023年10月4日発表の文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、小・中学校における不登校児童生徒数は299,048人(前年度244,940人)であり、前年度から54,108人(22.1%)増加し、過去最多となりました。この数字からも、今の学校に合わない小中学生が急増していることがわかります。
この社会課題に対して、「誰もが、好きを究める”大人”になれる世界を実現する」を理念に掲げるNEST EdLABは、従来の日本の教育システムでは引き出せなかった才能を発掘し開花させ、大人になっても「好き」で社会に貢献できる人(自立できる人)を育む取り組みとして、「Curios Bridge Project (キュリオス ブリッジ プロジェクト)」を開始しました。本取り組みは、学校が合わない子の中でも、「生きもの」や「工作」などへ高い好奇心を持つ小中学生を募集し、独自の「NEST教育」プログラムが学べるオンライン研究スクール「NEST LAB.」の受講を支援するものです。受講により、好き(Curiosty)を究められる知識や体験との橋渡し(Bridge)を行います。
2024年6月、本取り組みの最初のパートナーとして、カタリバが参加しました。カタリバでは、セーフティネットとして「オンライン不登校支援プログラム:room-K」など、不登校の子どもおよび何らかの困難を抱える子どもを支える取組を複数実施しています。そのような子どもたちの中にも、必ずなにか「好き」なものがあり、これを「才能」として育む体験や知識との架け橋が重要だと考えており、今回の連携に至りました。
本プログラムは、カタリバが紹介する小中学生に対して、NEST EdLABが運営するオンライン研究スクール「NEST LAB.」を無料で提供するもので、期間は2024年6月から12月までの6ヶ月間となります。受講できるのは、株式会社NEST EdLABが運営する小中学生のオンライン研究スクール「 NEST LAB.」の中の、以下の5つのプログラムから希望するものを選択できます。
※カタリバは、本取り組みへの参加に際して、2024年度の積水ハウス マッチングプログラムの助成を受けています。
1 ワンアースネイチャー専攻 エントリーコース
2 ナレッジエンジニアリング専攻 エントリーコース
3 サステナブルサイエンス専攻 アドバンスコース
4 ロボットAIテクノロジー専攻 アドバンスコース
5 ビジネスアントレプレナー専攻 アドバンスコース
カタリバとは、2022年にオンライン不登校プログラムの受講生向け特別講座を実施するなどの、連携を実施していました。今回の取り組みは、その発展的な位置付けとなります。
https://school.lne.st/2022/09/26/katariba/
NEST LAB.では今後も、さまざまな理由で「今の学校が合わない」という課題感を抱える小中学生に対して、自身がもつ才能を発掘・育成するような教育プログラムを提供してまいります。
また、本プロジェクトへ参加希望のパートナー企業、団体も募集中ですので、関心のある方は以下までお問い合わせください。
【お問い合わせ】
株式会社NEST EdLAB
お電話でのお問い合わせ 03-5227-4198
メールでのお問い合わせ [email protected]