小中学生向けの才能発掘研究所「NEST LAB.」は、認定NPO法人カタリバと連携し、カタリバが運営する支援する小中学生を対象とした小中学生向けオンライン研究スクール「 NEST LAB.」の受講をサポートする「Curios Bridge Project （キュリオスブリッジプロジェクト）」をスタートします。
＜実施背景＞
近年、不登校の児童生徒は30万人規模と急増しており、過去最多となっています。認定NPO法人カタリバでは、セーフティネットとして「オンライン不登校支援プログラム：room-K」など、不登校の子どもおよび何らかの困難を抱える子どもを支える取組を実施しています。そして、そのような子どもたちの中にも、なにか「好き（Curios）」なものがあり、これを「才能」として育む体験や知識との架け橋（Bridge）が重要だと考えていました。そこで、 「不登校」や「学校が合わない」など、なんらかの困難を感じているの小中学生の中で、「昆虫」や「工作」などへ興味関心を持つ児童生徒を対象に、株式会社NEST EdLABのオンライン研究スクール「NEST LAB.」の受講を支援する活動を始めます。
本活動により、好きなもの・こと（Curiosity）への才能を伸ばす知識や体験への橋渡し（Bridge）し、現代教育では埋もれてしまう才能を発掘し開花させ、大人になっても「好き」で社会に貢献できる人（自立できる人）を育みます。
<内容>
受講希望者は、カタリバの推薦のもとで無料での受講権利を獲得できます。受講コースは、ワンアースネイチャー専攻、ナレッジエンジニアリング専攻 、サステイナブルサイエンス専攻、ロボットAIテクノロジー専攻、ビジネスアントレプレナー専攻の5つの中から1つ選ぶことができます。
なお、本プログラムは認定NPO法人カタリバが採択された「積水ハウス マッチングプログラム」の「こども基金」の助成を受けて実施しています。
「NEST LAB.」と認定NPO法人カタリバの過去の連携
Q&A
- 発達特性がある子でも大丈夫？
- 大丈夫です。まずは始めてみて、上手に進められる方法を模索していきます。
- チャットのみの参加（画面音声オフ）でも大丈夫？
- 大丈夫です。できれば最初と最後の挨拶の時は、一度は顔出しをしてもらえると嬉しいです。
- 個別対応は可能？（質問は個別にできるかなど）
- 可能です。SlackというSNSに招待する形で、コース内の連絡や質問、相談に応対しています。そのチャンネル内でも構いませんし、個別チャンネルでも構いません。
- 保護者のサポートは何か必要？
- 教材の受け取り、オンラインの接続などがあります。あと、教材の中には事前Missionとして受講前に準備をしてもらう指示が入っています。こちらも、内容によっては保護者様にサポートいただく必要があります。
- 発表とかはある？
- 講師からコメントや考えたことを聞かれることはありますが、無理に発表を促すことはありません。また、最終の12月はこれまで取り組んだことを発表する機会があります。
- 勉強の遅れがあるけど大丈夫？
- 大丈夫です。そもそも受講生の年齢もかなり幅がありますので、勉強の遅れにとらわれず進められるようになっています。
- 集団に馴染むことが苦手だけど大丈夫？
- 大丈夫です。受講生同士のコミュニケーションを無理に強いることはありません。
- テストはある？
- ありません。
- 宿題はある？
- 基本はありません。事前Misionという受講前の準備がある場合があります。
- 欠席が続いた場合どうなる？
- 欠席の場合、基本的にはアーカイブ動画で自分で進めてもらう流れです。毎月教材が変わりますので、欠席が続いても、教材という点では大きな影響はありません。
- 途中で専攻変えることはできる？
- 可能です。ただし、4月から12月までの9ヶ月間でカリキュラムを設計しておりますので、頻繁な変更は難しい場合がありあmす。
- 「とりあえず体験だけ」できる？
- できます。ただし通常は体験参加費がかかるところですので、Curios Bridge Project内での特別対応という形になり、人数は限らせていただくことになります。